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俳優の松山ケンイチ(25)と瑛太(27)が、鉄道をテーマにした映画「僕達急行 A列車で行こう」(森田芳光監督、来秋公開)にダブル主演することが20日、分かった。2人は鉄道をこよなく愛する“鉄ちゃん”を演じる。列車のシーンだけで約100時間近くをかけて撮影され、このほどクランクアップ。松山は「これを機に鉄道オタクになるかもしれません」とすっかり鉄道の魅力にとりつかれている。
「僕達急行―」は、森田監督が「もう何十年も前からになる」という構想を形に、約1年半ほど前から取りかかったというオリジナル脚本で映画化。コメディーあり恋愛ありのハートウオーミングなサクセスストーリー。その森田監督の思いを託された松山と瑛太という若手を代表する俳優2人が、「鉄道マニア」という、これまでにない役に挑んだ。
松山と瑛太は初共演だが、ともに報知映画賞を受賞した経験を持つ実力派の競演。松山は大手企業のぞみ地所に勤務する小町圭役、瑛太は経営危機の実家のコダマ鉄工所に勤務する小玉健太という役どころ。性格も仕事も異なるが、共通の趣味である「鉄道」を通じて萌え上がるさまなども描かれている。
9月6日に九州ロケでクランクインした撮影は、今月19日にクランクアップ。東京での撮影を含め、使用された列車は、映画史上最大規模となる20路線80車両以上。撮影時間も、列車のシーンだけで100時間近くにも及ぶ大がかりなものとなった。
2人とも、それほど鉄道に対して興味を抱いていたわけではなかったが、松山は撮影前、京急電鉄の在来線に乗ったり、鉄道博物館を訪問。九州ロケにも新幹線で行ったというほど。瑛太も「役だからって研究したわけでなく、気になる部分が鉄道にはたくさんある」と、徐々に興味を高めていった。松山は「今後、どうなるかわからないけど、これを機に鉄道オタクになるかもしれません」というほど、鉄道のとりことなった。
新境地となった役だけでなく、自分たちの中に潜んだ一面も発見した2人。同作は今後、シリーズ化も見据えられているだけに、2人の“鉄ちゃん”としての成長も注目だ。
◆鉄ちゃんとは 鉄道マニアの通称。女性の鉄道ファンを「鉄子」ともいう。車両全般を研究する車両鉄や鉄道撮影を中心とする撮り鉄、発車メロディーなど鉄道に関する音に興味を持つ音鉄、鉄道に乗って旅することを好む乗り鉄などがあるが、種類は無数にあるといわれる。著名人では、前原誠司外務大臣が撮り鉄として知られる。
(2010年10月21日06時03分 スポーツ報知)
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