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プロボクシング第67回東日本新人王決勝戦(11月3日、東京・後楽園ホール)の会見が20日、都内で行われ、歌手・和田アキ子の元マネジャー、スーパーフライ級の佐藤宗史(29)=石神井スポーツ=は、清水大樹(25)=横浜光=と対戦。アッコを彷彿(ほうふつ)させる“腕っ節”の強さで栄冠をつかむことを誓った。各階級の優勝者は東軍代表として、12月19日に全日本新人王をかけ西軍と激突する。
「ゴッド姉ちゃん」直伝のパンチが火を噴く? 佐藤は2年前まで芸能界屈指の「武闘派」和田アキ子のマネジャーを務めていた異色の経歴の持ち主。「自分はデビューが遅く、試合ができるだけでもうれしいのに、この舞台まで来られた」とはつらつと語った。
高校入学と同時にボクシングを始め、2年時には高校総体に出場。だが遊びの誘惑に勝てず大会後に退部。大学でも競技とは無縁だった。就職活動でボクシング関連の仕事を希望し、スポーツマネジメント部門がある「ホリプロ」受験も不合格。大手コンビニ会社に就職したが夢は捨て切れず、ホリプロの中途採用に挑戦し合格。06年11月に入社した。
07年1月に決まった配属先は和田のマネジャー。「礼儀には厳しい」。先輩マネも加わった指導はカミナリが落ちる日々。和田にモーニングコールをする先輩を、さらに起こす役割は分単位の正確さを求められた。出席者数100人の恒例の誕生会では、案内状を送る作業で小さいミスも許されなかった。一方、芸能界一の剛腕と呼ばれる和田がある時「昔は大阪ミナミでやんちゃしたもんだよ」と右腕を素振りする姿を目撃。あまりの自然さに佐藤は「本当に強かったんだと思った」と驚いた。
ボクシングにかかわる仕事への展望が見いだせず、08年5月に担当を外れ、そのまま退社。昨年9月にプロデビューし初の大舞台。「マネジャーの経験はすごく生きている。練習できつい時は常に思い出す」と佐藤。得意パンチは右ボディーストレート。和田ばりのパンチで1つ目の夢をかなえる。
◆佐藤 宗史(さとう・むねひと)1981年9月23日、秋田・秋田市生まれ。29歳。秋田中央高時代にボクシングを始め、高2年で高校総体に出場。その後はしばらく競技から離れていたが、08年6月、石神井スポーツジムに入門。09年9月にプロデビュー。戦績は5勝(3KO)。身長163センチの右ボクサーファイター。
(2010年10月21日06時03分 スポーツ報知)
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