日本新のハギトモ「４種目楽しい」…競泳Ｗ杯

女子１００メートル個人メドレーで短水路日本新記録をマークして優勝し喜ぶ萩原智子

　◆短水路（２５メートルプール）競泳Ｗ杯　東京大会最終日（２１日・東京辰巳国際水泳場）　女子１００メートル個人メドレーで３０歳の萩原智子（山梨学院大職）が５９秒９４の短水路日本新で優勝した。

　女子１００メートル個人メドレーの萩原は「久々に４種目泳いで楽しい」と笑みを振りまいた。昨年に現役復帰してからは自由形一本に絞ってきたが、個人メドレーはかつての得意種目。「長水路は２００メートルだから厳しいと思うけど。チャンスがあれば出たい」と色気も見せた。

　初日の５０メートル自由形に続いて連日の短水路日本新で、再び力をつけてきたところを示した。大会前の昆明合宿では体重を２キロ落とし「スタートから加速できている感じがある」。来月の広州アジア大会へ「気持ちよく臨める」と話した。