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浅田真央「ジャンプをすべて跳べればいい」 (2/2)
フィギュアスケートNHK杯 前日会見

2010年10月21日(木)

■羽生結弦「課題は4回転を成功させること」

シニア初参戦となる羽生は「自分の演技を見せる」と意気込む
シニア初参戦となる羽生は「自分の演技を見せる」と意気込む【写真は共同】

 村上とともに、昨季の世界ジュニア選手権で優勝した羽生結弦(宮城FSC)もシニアのGPシリーズ初戦をNHK杯で迎える。2戦目は第5戦のロシア杯となる。

――GP最初の試合だが、どんな調整をしてこの試合に臨んだか

 ジュニアからシニアに上がり、フリープログラムが30秒長くなるので、体力面の強化と4回転の精度を上げてきた。

――NHK杯での課題や目標は

 4回転ジャンプをフリーの冒頭に入れるので、一つ目の課題は4回転を成功させること。2つ目の課題は、今までテレビで見ていたシニアの選手の中でいかに集中力を出せるかだと思う。

――シニア初参戦だが

 シニアの周りの選手に飲みこまれないように、しっかりと自分の演技をジャッジの方やお客さんに見せるようにしたい。

■無良崇人「次の高橋選手的存在になれるように」

 昨シーズンはけがのためGPシリーズを欠場した無良崇人(中京大)は、再起をかけるシーズンとなる。同シリーズはNHK杯のみの出場となっている。

――GP最初の試合だが、どんな調整をしてこの試合に臨んだか

 中部ブロック(中部フィギュアスケート選手権)で4回転を成功することができたが、ジャンプ以外の課題がいろいろと見つかったので、それをNHK杯に向けて調整してきた。

――NHK杯での課題や目標は

 もともとはショート、フリーともに4回転に挑戦するつもりだったが、ショートは断念して、フリー1本に絞った。そのジャンプ以外の演技で、今までの自分と変わったと思ってもらえるように演技をしていくことが課題だと思う。

――ソチ五輪へ向けて序章となるシーズンだが

 年が経つごとに、どんどん上の選手が出て行ってしまう。そのときに、日本男子が弱くなってしまうということがないように、次の高橋選手的存在になれるように頑張っていきたい。

■高橋成美/トラン組「表現力に力を入れてきた」

 ペアの高橋成美(木下工務店クラブ東京)、マーヴィン・トラン(カナダ)組はNHK杯と第5戦のロシア杯にエントリー。

――GP最初の試合だが、どんな調整をしてこの試合に臨んだか

トラン ジュニアの後、毎日スケートを滑り込んできた。

高橋 ついこの前までジュニアの2戦があったが、その試合をウォームアップとして使い、このシニアの試合をよくできるように調整してきた。

――NHK杯での課題や目標は

トラン ベストな滑りをしたい。ナイスでクリーンなプログラムを滑り切ることが課題。スケーティングも重視したいいものにしたい。

高橋 表現力に力を入れてきたので、その努力を発揮できればと思う。練習よりもうまく滑りたい。

■リード組「日本のアイスダンス全体のレベルを高めることになれば」

 アイスダンスのキャシー・リード、クリス・リード組(木下工務店クラブ東京)はNHK杯と第4戦のスケートアメリカに出場する。

――GP最初の試合だが、どんな調整をしてこの試合に臨んだか

キャシー 今シーズン、アイスダンスはたくさんの変更があるので、練習をいっぱいした。今は調子がいい。

――NHK杯での課題や目標は

キャシー 目標はパワーと自信。クリーンなプログラムも滑りたい。

クリス スケーティングの成熟度を見せていきたい。エレメントも難度の高いものがたくさん入っているので、それを滑ることによって日本のアイスダンス全体のレベルを高めることになればと思う。

<了>

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