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◆日本で海から1番遠い地点?(臼田町)

2004年 4月 24日(土)(旧暦 2004年3月6日 友引)

KICX1306b.jpg

臼田町を車で移動中に見つけて気になったのが、「日本で海から1番遠い地点」というものでした。
特にあてもなく走っていたので、「日本一」というのだから、試しに行ってみることにしました。
しばらく走ると、この看板が見えたので、ここを右に曲がりました。
すると、突然未舗装の道路となり、対向車が来たらすれ違いができないのではないかというような細い道をしばらく進みました。
途中、何度か落石があり、嫌な予感がしてきました。

すると...

KICX1303b.jpg

看板から、すでに2kmほど進んだと思われるところに、道いっぱいに広がる瓦礫の山...
きっと、この先数百mで目的地だったのでしょうが、車を放置して歩いて行く気にもなれず、やむなく退散することにしました。
車がすれ違えるかどうかという細い道をそのままバックでしばらく戻り、多少広い部分で何度も切り返しをして何とか引き返すことができました。
結局、どんなところかもわからないまま、無念の帰還となりました。

ところで、こんな状況であることを関係者は知っているのでしょうか?
対処する予定がないのであれば、せめて入り口に通行止めの案内を出しておくべきではないかと思いました。

これでそのまま帰るのもしゃくなので、案内板にあった最勝洞地下湖というのが気になり、せっかくなので、あと12km足らずならと、寄っていくことにしました。

KICX1307b.jpg

田口峠を超え、頂上付近から、案内にもあった狭岩峡と思われる大きな岩を眺めながらしばらく下ると、九十九折のきついカーブがしばらく続きました。

KICX1314b.jpg

カーブには第何号カーブというような番号がつけられていて、第1号カーブまで下ったところで、左側に元校舎のような木造の建物が見えたので、思わず車を停めました。
しばらくその元校舎と思われる建物で写真を撮影して再び車を進めると、なんとその先数十m足らずで群馬県との県堺となってしまいました。

どうやら、目的としていた最勝洞地下湖を見落としていたようです。
そういえば、途中になにやら看板があったのを思い出し、そのあたりまで戻ってみました。
すると、看板はあれど、目的の地下湖なるものがどこにあるのやらさっぱりわからず、結局ここも目的果たせずして退散することに...
なんとなく腑に落ちない思いを残しつつ、もと来た九十九折の山坂道を戻ることになったのでした。


追記:

この記事を書いたそのあとにわかったことですが、瓦礫の山で行くことのできなかったその先にあると思っていた日本一海から遠い地点は、なんと、その先ではなく、看板の場所から少し進んだあたりから徒歩で1時間ほどのところにあるのだそうです。
それにしても紛らわしい看板には違いない...
現に引き返す途中、家族連れの車と遭遇し、その先が通行不能であることを伝えたのです。
臼田町の関係者の方には今一度看板のあり方を考え直してもらいたいと思います。

ところで、どうしてこの場所が海から一番遠いということがわかったのか疑問に思っていたところ、そのことが臼田町のホームページに掲載されていました。
平成8年に筑波大学の学生が海から一番遠い場所を国土地理院に問い合わせたのがきっかけで、国土地理院の職員がコンピュータを駆使し、1ヶ月かけて割り出したのだそうで、海からの距離は114.858kmあるそうです。

臼田町のホームページによれば、この場所を実際に訪れた人には、自己申告により、到達認定書を発行しているとのことです。

日本で海から1番遠い地点についてのサイト:
臼田町ホームページ
信州山遊びネット
Gofield.com トレッキングレポート:甲信越:日本で海から一番遠い地点
わっとの雑記帳




調べ物はこちらでどうぞ
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