神奈川中央交通では、自転車の前面積載が可能な路線バスの運行を、9月1日から始めました。車両後部や内部に自転車を積載するバスは北海道や群馬などで採用していますが、前面に積載する形式は日本では初めてです。

神奈中さんはこれまでも、バス停付近に自転車駐輪場を設置するなど、公共交通機関の利用促進による環境負荷の軽減を目指す取り組みを実施してきましたが、今回の取り組みは「地球温暖化抑止対策、自転車の飲酒運転や傘を差しながらの片手運転などによる交通事故の防止に寄与するもの」だそうです。

運行エリアは、湘南海岸に並行して整備されたサイクリングロードがある茅ヶ崎駅南口からの循環1路線、辻堂駅南口発着の3路線。6台導入し、バス1台につき自転車2台の積載が可能。自転車の積み降ろしは利用者が行います。

自転車ブームの現在、実証実験アンケートでも非常に好評でした。料金は大人、小児、距離、時間帯などに関係なく1台1回100円。近所でやっていれば、アガタもぜひ利用してみたい気分です。

神奈中バス