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児童の5%に鉛中毒、脱毛症や多動症、全国に比べ少ない!−中国青島市

サーチナ 10月21日(木)16時44分配信

 中国山東省青島市児童医院によると、青島市の児童の5%が鉛中毒発病していることが分かった。これは、全国的にみれば中の下レベル。強風の青島では、通気性が良く鉛中毒を予防している可能性もある。鉛中毒の児童の中には、脱毛症や多動症が見られる。地元メディアが伝えた。

 同医院に2005年設置された鉛中毒科では、今後3年間診察に訪れる約1000人の児童を対象に、0−3歳、3歳−6歳の2つの年齢層別で鉛中毒の調査を行う。また、不定期の講座を開き、父母に鉛中毒への理解を深めてもらうほか、定期的な血液検査を呼びかける。

 鉛は高さ1メートル以下の大気中に滞留やすいため、小学校入学前の子どもには特に注意が必要だ。他にも、スナック菓子、カラフルな食器や不良玩具、建物のペンキなどにも鉛が使用されている場合があるという。

 両親が装身具工場を営む7歳の男児は、昨年末から脱毛症が現れ、顔色も黄ばみを帯びてきた。血液検査の結果は、血液11リットル中200マイクログラムで軽度の鉛中毒だった。両親は工場での仕事で忙しいため、男児は毎日放課後に工場内で遊んでいたという。
 
 他にも、健康そうに見えた小学3年男児の数学の成績が3年間毎回0点、これに疑問を持った両親が男児を連れて受診したところ、鉛中毒だったという。母親は実験室勤務で妊娠中も休まなかった。妊娠中に鉛に多く接触したため、男児は生まれつきの鉛中毒だという。(編集担当:鈴木朋子)

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最終更新:10月21日(木)16時44分

サーチナ

 

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