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ページ更新時間:2010年10月21日(木) 06時40分
旧日本軍の軍票使い詐欺、韓国で摘発
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第二次大戦当時、旧日本軍がフィリピンで発行した臨時通貨「軍票」を使って金をだまし取ったとして、韓国の警察が詐欺グループを摘発しました。
韓国の警察によりますと、摘発された韓国人の詐欺グループ19人は旧日本軍がフィリピンで発行した軍票を「インテリア」として韓国に輸入しました。
その上で「高値でフィリピンのペソと両替できる」と偽り、客5人から2億4000万ウォン、日本円にして1700万円あまりを騙し取った疑いが持たれています。グループは軍票の輸入役や客の勧誘役、販売役など分業体制を取っていたということです。
軍票はフィリピンでは壁紙の代わりに使われることもあり、骨董品としての価値はないということですが、詐欺グループは財務当局の職員を装って軍票を鑑定してみせるなどの手口で、被害者を信じ込ませていたということです。(20日19:25)