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【芸能・社会】

タッキーに弟誕生 中山優馬抜てき 帝劇開場100周年記念公演

2010年10月20日 紙面から

 人気デュオ「タッキー&翼」の滝沢秀明(28)が19日、東京・丸の内の東京会館で、来年1月1−27日の帝劇開場100周年記念公演「新春 滝沢革命」の製作発表に臨んだ。NYCの中山優馬(16)を弟役に抜てきしたことも発表され、滝沢は「優馬に新しい風を送り込んでもらい、進化した滝沢革命をお見せします。100年という歴史に花を添えられるようなステージを作りたい」と宣言した。

 演劇界の常識を覆した元日公演もこれで3年連続となる。帝国劇場100周年の幕開けという大役に、滝沢は「大先輩が歴史を刻んできた舞台に戻ってこられてうれしく思います」と感激。オープニング用のスペシャルな演出を明かした。

 「100年間歌い継がれてきた曲に新たな自作曲を加え、当時のにおいを残しつつ新たなアレンジで、20分ほどのスペシャルメドレーをやりたい。お祝いができればいいなと」。大正時代に女優・松井須磨子が歌った「カチューシャの歌」や、昭和を代表する作曲家服部良一氏の銀座を舞台にした作品、美空ひばりさんの歌などを候補として集めつつ、並行して新曲を制作しているという。

 今年までのストーリーにはなかった弟役となる中山については、「僕からラブコールを送りました。舞台(今夏の『PLAYZONE』)を見て、華がある、光ってると思った」。先輩からの絶賛に緊張した面持ちの中山は、尊敬するところを聞かれると「まだ一緒にお仕事させていただいたことがあまりないので…顔を尊敬しています。隣にいてもカッコイイ」と応じ、会場は爆笑。滝沢も「顔を尊敬って初めて言われました。いいヤツです。仲良くしてほしいですね」と笑っていた。

 けいこで多忙な年末になるが、中山はクリスマスについても「お兄ちゃんと一緒なので大丈夫です」とにっこり。ともに干支(えと)が戌(いぬ)年で12歳差の2人だが、早くも息の合った“兄弟”っぷりだった。

 客席に飛び散るほどの大量の水を使い、ファンに「滝汁」と呼ばれている演出もパワーアップする。09年は5トン、昨年は7トンだったが、滝沢は「10トンを目指します。ステージ一面に滝を作って、滝の中でアクションをするような…」。ステージ奥から客席に向かって洪水が押し寄せるような構想もあるという。

 共演は錦織一清(45)、大空眞弓(70)、桜乃彩音(27)ら。

 

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