「阪神・星野SD退団会見」(19日、大阪市)
今季限りで引退した阪神・矢野燿大捕手(41)が19日、関西ローカルのニュース番組に出演。退団会見で星野氏が「決勝点やサヨナラになるときいつも矢野が絡んでいた」と述懐したことを聞き、「ありがたいです。もったいないです」と話した。
星野監督時代の中日に入団し、97年オフに阪神にトレードされた。同番組の中で「星野監督の一番厳しい時に一緒にやりましたから…。トレードの時は『中日に勝ちたい』『星野さんに勝ちたい』というモチベーションになりました」と当時を振り返った。
その星野氏が02年に阪神監督に就任した際は「最初は複雑でした」と本音も吐露。その後は、積極的にコミニュケーションをとってくれた同氏の心遣いに感謝したという。「縁というものを僕自身感じますね」。さまざまな思い出を胸にしまい、恩師の新たな人生にエールを送った。
(2010年10月19日)
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