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【格闘技】

木村隼人が壮絶TKO負け

2010年10月20日 紙面から

◇バンタム級<8回戦>

 タイ、韓国を主戦場にする“逆輸入ボクサー”木村隼人(21)=韓国・ビッグスター=が壮絶に散った。バンタム級8回戦が19日、東京・後楽園ホールであり、ウガンダ出身のモービル・マーチン(25)=中日=に8回34秒レフェリーストップによるTKO負け。国内6戦目にして初黒星。戦績を16勝(11KO)4敗とした。試合後、右目を大きくはらした隼人は号泣した。

 アマチュアで欧州選手権3位の実績を持つマーチンの左ストレートを浴び続けた。見せ場は7回。右ストレートでぐらつかせたが追い切れず。8回、ダメージから足がふらつき、レフェリーが止めた。

 タイ、韓国、日本。そして今年はフィリピンでも激闘を繰り広げた。「少し休みたいです」。隼人は力なくつぶやいた。 (森合正範)

 

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