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客いない?税務署員竿かついで調査 人気釣り場舞台に3億円申告漏れ

 関西で人気の釣りスポット、和歌山県串本町にある約30の釣り船や民宿を営む業者や法人が大阪国税局の税務調査を受け、2009年までの数年間で計約3億円の申告漏れを指摘されたことが20日、分かった。

 関係者によると、乗船した釣り客の数を実際より少なく計上するなどの手口で所得を隠した例もあり、追徴税額は重加算税を含め計数千万円に上るとみられる。いずれも修正申告したという。

 調査は串本町を管轄する新宮税務署員らが中心となって実施。釣り人を装って乗船し、実際の利用客の数などを把握した上で、帳簿との矛盾点を指摘したという。

 大半の業者は売り上げの記載漏れや帳簿の不備など単純な申告ミスだったが、中には利用客を意図的に少なく記録したり、売り上げを除外して偽の帳簿を作ったりするなど悪質なケースもあったとされる。

 和歌山県によると、釣り船業の登録をしている業者は串本町に100以上ある。

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