サブカテゴリー

PR:

2年前に優勝…大山、ここからV字復活だ!

笑顔で練習する大山志保
笑顔で練習する大山志保
Photo By スポニチ

 賞金総額1億2300万円のビッグトーナメント、女子ゴルフツアーのマスターズGCレディース(スポーツニッポン新聞社主催)は22日に兵庫・マスターズゴルフ倶楽部で開幕する。19日に練習ラウンドを行った大山志保(33=フリー)は、来季のシード権と地元・宮崎で行われる今季最終戦LPGAツアー選手権リコーカップの出場権獲得を目指して、復活の勝利を狙う。

 パター、そしてドライバーと、日が傾くまで大山は練習場で感触を確かめた。マスターズGCレディースは08年に優勝。「この大会のイメージはいい。ベストを尽くしたい。攻めのゴルフをしたい」と意欲を見せた。

 06年の賞金女王もこの1年は故障との戦いだった。昨年は米ツアーに参戦したが、左ひじ関節内じん帯損傷のため9月を最後にプレーから遠ざかった。公傷扱いとなり、同年12月に手術を受けた。9月のゴルフ5レディースで1年ぶりに復帰したが、ここまでの6試合でトップ10は2度。公傷制度適用で認められているのは10試合のため、シード獲得には今大会も含め4試合で結果を出さなければならない状況だ。

 獲得賞金は約672万円で、賞金ランク69位。永久シード選手を除く上位50人のシード獲得ラインとは約560万円の開きがあるが、優勝賞金が2214万円と高額の今大会に勝てば文句なしにシードが決まる。大山が今、一番の目標にしているのは今季のツアー優勝者、もしくは賞金ランク25位以内が出場できるLPGAツアー選手権リコーカップだ。地元・宮崎で行われる最終戦で、今年は最終日の11月28日が父・晃さんの71歳の誕生日と重なったからだ。

 大山がツアーから離脱していた時に「自分が稼いでやるから心配するな」と励ましてくれたのがタクシー運転手の晃さんだった。大山は「もう70歳なのに…。自分が情けなくて。だから最終戦にはどうしても出たい」と言う。心配をかけた分、地元で元気な姿を見せるのが願いだ。「ゴルフができなかった時を思えば今は幸せ。我慢強くなった」。自身最後の優勝が2年前のこの大会。苦しんだ過去に決別し、復活の勝利を遂げるには最高の舞台となる。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年10月20日 ]

関連ニュース

読み込み中..

PR

関連写真

読み込み中..

ニュース

注目オークション


クイックアクセス

テニス

ゴルフ

大相撲

Go!アスリート

スポーツフィッシング

新製品


スペシャルコンテンツ

このページの先頭に戻る ▲