古今亭日用工夫集

「愚行」? 何もしていない奴が新しい試みを成功させるべく一生懸命努力している人間のことを不当に貶めることは確かに「愚行」だろうね
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日本史

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阿部猛編『中世政治史の研究』(日本史史料研究会、2010年)

A5版 総1112頁
本体1冊4800円+送料450円=合計5250円

という、業界の常識を超えた価格破壊の論文集です。
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40名の執筆者による「中世政治史」を主題とする論文集


[目次]

 序                               阿部猛
白河〜後鳥羽院政期の院近臣に関する一考察    伊藤瑠美

院政期における寺領の形成と在地支配
 −東寺領大山荘を素材として−            小野貴士

中世初期における在庁官人層と仏教          苅米一志

安倍晴明説話の形成
 −中世王権神話としての晴明・花山院・熊野−   渡邊浩史

公卿昇進を所望した武蔵守について
 −鎌倉前期幕府政治史における
  北条時房・足利義氏・大江親広−          佐藤雄基

得宗家嫡の仮名をめぐる小考察
 −四郎と太郎−                      森幸夫

北条時宗・金沢実時期の小侍所
 −『吾妻鏡』を素材として−               池田瞳

鎌倉幕府家格秩序における足利氏           前田治幸

「最勝園寺殿供養供奉人交名」にみる「大名」     鈴木由美

王朝貴族としての惟康親王
 −鎌倉期における皇族の処遇について−      久保木圭一

鎌倉幕府の秩序形成における拝賀儀礼の活用と廃絶
 −鎌倉殿・御家人・御内人と拝賀−          桃崎有一郎

日蓮遺文に見える国主と国王
 −佐藤弘夫説への異議−               坂井法曄

鎌倉時代の外交と朝幕関係               関周一

鎌倉幕府施行システムの基礎的研究         亀田俊和

鎮西探題の性格規定をめぐって
 −鎮西探題宛関東発給文書検討の視点から−  築地貴久

陸奥国留守職に関する
 一考察−鎌倉中期以降を中心に−         渡辺哲也

摂家将軍期における二所詣               関口崇史

明王院五大堂造営に見る北条氏と三浦氏との確執

                                田井秀
鎌倉後期〜末期の鎌倉陰陽師
 −『吾妻鏡』以降の鎌倉陰陽師−          赤澤春彦

「北条貞時十三年忌供養」
  における回向仏事経営の一考察          伊藤一美

都市鎌倉における永福寺の歴史的性格       秋山哲雄

鎌倉・南北朝期在地領主の一族結合と「町場」
 −越後国小泉荘加納方地頭色部一族を中心に−

                                清水亮

鎌倉後期の若舎人氏に関する未翻刻史料の紹介と検討
 −「常陸国行方郡諸家文書」所収
   の中世文書について−              前川辰徳

摂津と京極
 −鎌倉・室町両武家政権支配層の相違点−   細川重男

〓(ショウ)王考
 −建武期前後の傍流皇族をめぐって−      赤坂恒明

南朝の綸旨について
 −後村上天皇綸旨の基礎的考察−        三浦龍昭

中院義定の人名表記について
 −『阿蘇文書写』を題材に−             溝川晃司

南朝と畿内武士−摂津国渡辺党を事例に−    生駒孝臣

貞和年間の公武徳政構想とその挫折
 −光厳上皇と足利直義の政治的関係から−    田中奈保

「人返法」の誕生                      田中大喜

室町期武家の一族分業−沼田小早川氏を中心に−

                                呉座勇一

室町期駿河・遠江の政治的位置と荘園制
 −都鄙間交渉史の視点から−            湯浅治久

室町期における万里小路家
  の日記・文書類の保管について           相川浩昭

二階堂政行と摂津政親                  木下聡

『職原抄』の伝来について                 遠藤珠紀

戦国期将軍の大名間和平調停             山田康弘

細川右馬頭尹賢小考                   岡田謙一

戦国期山名氏と寺社に関する一考察         渡邊大門

豊臣大名からみた「取次」
 −相良氏と石田三成の関係を素材として−    丸島和洋

中・近世移行期における在地支配と地方寺院の展開
 −矢沢綱頼・仙石政勝と
  長野県上田市所在瀧水寺・清水寺−       生駒哲郎

 あとがき                          生駒哲郎

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お詫びと訂正

<font size=3>阿部猛編『中世政治史の研究』(日本史史料研究会、2010年)に掲載させていただいた拙稿に、たいへん恥ずかしいミスをしていることに気づきました。 866頁に「<b>安芸国人</b>の益田氏」と血迷ったことを書いています。 もちろん正しくは「<font color=red>石見国人</font><font size=3>の益田氏」です。 お詫びして訂正いたします。...

2010/10/11(月) 午前 1:12 [ 古今亭日用工夫集 ]

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