TOMMYのブログ

今日は、彼がいません。

明日から四国へ出張なので、泊まりのゴルフ接待なので、

なんやかんやの準備があるので、

家に帰っていきました。

だから今日も、明日も、あさっても、その次も、会えません。

日曜日は、彼と奥さんの結婚記念日です。

あたしがそのことを知ってるってことは、彼は知りません。

同じ会社だと知らなくてもいい情報も耳に入ってきます。

彼は、

”明日から出張だから・・・、月曜日にね。”って、

日曜日の存在をしらっとすっ飛ばしてきました。

あたしもしらっと、”それじゃ月曜日にね”って返しました。

今週は家に帰れてないから、ただ、いつもどおり週末に子供との時間を過ごそうとしてるのかもしれない。

でも、いつもなら、

”動物園に連れて行ってやるんだ”とか、”公園で逆上がりの練習するんだ”とか、

子供との予定を話すのに、

今日は、

なんとなく日曜日のスケジュールを濁していたように感じました。

彼がいないと、

彼を疑う癖がついてきました。

目の前にいてくれないと、すぐに思考が分散する。

あたしは営業職なので、普段来客対応とかは一切しないのだけど、

今日デスクワークをしてたら、支所から本社に来てた顔なじみの彼の部下が、

「応接にお茶３つ出してくれない？」と、言ってきました。

何も考えず、「いいよー」って、珈琲持って部屋に入った瞬間・・・、

彼がいた！

そういえば彼は今日その人と接待だと言ってた！

あたしが部屋に入った瞬間、

一瞬だけ彼の目線があたしにとまり、

会話も一瞬とまり、

その状況にあたしは、総務に頼めばよかった・・・と一瞬後悔したけど、

すぐに涼しい顔して彼は商談モードに入っていきました。

でもあたしは動揺してしまって、

お盆持つ手が震えてソーサーがカチャカチャうるさかった！

給湯室で片付けたてたら彼が、”お茶ありがとう”ってわざわざ言いに来てくれました。

なんかそのよそよそしさが、かっこいい上司に憧れるＯＬみたいで、切なかったです。

昨日、帰ってきた彼がいつものハグを拒んだのであたしの疑いはさらに深まり・・・。

彼は”遅くなったから怒ってる”って思ってる風だったけど。

あたしはほんとのことを伝えるでもなく、普段の会話をギリギリ続けてマッタリタイムに持ち越しました。

そのうち、まあいいやって思えてきて、

前の日某駅で、彼の息子が好きらしい仮面ライダーショウのちらしをみつけたので何気なく持って帰って、

”連れてってあげなよ－”って見せたら、

最初はありがとねって言ってた彼もだんだん言葉少なくなっていって、

無神経だったかなって思うと、あたしもだんだん沈んでいきました。

そんな空気の中、また！タイミング悪く、何度無視してもしつこくまとわりつかれてる友達の友達（男）から入電。

ピピって切ったけど、やっぱり彼は気になったみたいでまた沈黙は深くなりました。

多分お互いが、もう寝たかな？って探りながら、

気がついたらふたりとも寝ててその明け方近くに彼が、

”さっきのって男からだったの？”って切り出してきて、正直に言ってもちょっとすねてはいたけど、

こっちからは全然連絡してないってことをちゃんと話すと分かってくれました。

その流れであたしも、

”昨日、どこの女の匂い付けてきたの？”って聞いたら、

”遅くなったから必死で走って汗いっぱいかいだんだ”と言いました。

”もしそんなことがほんとにあったなら惜しげなくお前に女の影ちらつかせるよ”とも言いました。

彼は未だに自分ばっかり好きだと思ってるみたいで、あたしにやきもちを焼かせたい風でした。

疑ればいくらでも疑ることが出来たけど、

まっすぐな彼が、あれだけまっすぐに言ったから、

もう、

疑うのはやめようと思いました。

昨日の出来事はこれで封印。

今日、彼は仙台に出張。

いつもだったら帰りの飛行機に乗る前に到着時間をメールくれてたのに、

今日はそれがなくて、

”8時には帰るよ”って昨日言ってたから、逆算したらもう乗ってないといけない時間はとっくにすぎてて、

メールしても返事もなくて、

でも電話したらちゃんと呼び出すから多分飛行機に乗ってるわけでもなくて、

何か事故とかあったのかもしれないって、ネットで交通情報調べてみたりして、

飛行機の発着を調べたら定刻どおり着いてて、それに乗ってなかったら次は2時間後の便しかなくて、

どうしたんだろうどうしたんだろう・・・って思ってたら、彼から入電。

「今着いたから今から帰るよ－。」って。

「今どこに着いたの？」って聞いたら、「空港だよ？」って。

その時間に着く便は、ないこと知ってるんだよ。

なんでウソとかついちゃうんだろうね。

今日は一日彼と一緒。

海に行きたくなって。

まだ海開きしてないから波打ち際くらい行けるかな－とかウキウキしてたら、

潮干狩り真っ最中で、

思ってたのと全然違う海でした。

彼は、

子供の寝る時間に合わせて夕飯を食べて帰って行きました。

少し寂しかったけど、”子供のため”だから。

その帰路電話で、今日は楽しかったね－とか普通に話してたら彼が、

「ほんとは帰りたくないんだ」と言いました。

「帰る時間が近づいてくると、どうやったらお前とこのまま一緒にいれるんだろうってことばっかり考えるんだ」

「でも、子供たちにはちゃんとしたいんだ」

「行動が伴わないから信じてもらえないかもしれないけど、今でも一緒になりたい気持ちは変わらないんだ」

みたいなことを懇々と言いました。

あたしはいつものとおり、

「分かってるよ」

とだけ、言いました。

行動が伴わないなんて思わないよ。

自分のことだけ、あたしのことだけになりきれない彼の優しさを知ってるから。

悩んで悩んで、どうしたらいいか分からなくて、

あたしには分からないあっち側のことも考えてるんだなって、みてたら分かるから。

彼の気持ちがあたしにある限り、

あたしは気長に待とうと思います！