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心も磨くトイレ掃除 山元・坂元中生徒ら105人が実践

汚れがこびりついた便器を素手で磨く生徒ら

 トイレ掃除を実践することで心を磨く「親子トイレ掃除に学ぶ会」が16日、山元町坂元中で開かれた。生徒や教員、保護者ら105人が校内のトイレ掃除に挑戦した。
 生徒らは班ごとに分かれ、校内に18カ所あるトイレに向かい、計87個の便器をスポンジなどの清掃用具を使って素手で丁寧に磨いた。
 生徒らは作業を始めると「臭すぎ」「汚い」と口々に悲鳴を上げたが、水あかなどの汚れが落ちるにつれて次第に真剣な表情に変わった。最後はぴかぴかになった便器を前に、満足そうな笑顔を見せた。
 学ぶ会は坂元中PTA(鈴木美智子会長)が主催。トイレ掃除を通じて(1)謙虚な人になる(2)気付く人になる(3)感動の心をはぐくむ(4)感謝の心が芽生える―ことを目的に初めて実施した。


2010年10月18日月曜日


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