国会議事堂のごみ捨て場から実弾発見

 国会議事堂(ソウル市永登浦区汝矣島洞)のごみ分別回収場から、口径20ミリの「バルカン砲」の実弾1発が発見された。

 ソウル永登浦警察署は19日、環境美化員Aさんが、国会議事堂西側にあるごみ分別回収場でバルカン砲の実弾1発を発見し、警察に届け出たと発表した。

 警察によると、同日午後、Aさんがごみ回収中に実弾1発を発見したという。この弾は、航空機やミサイルなどの空中目標を撃墜する際、距離の測定に用いるCal.50曳光弾。通報を受けた警察は同日午後7時ごろ、国家情報院や韓国軍の関係者などを呼び、合同調査を実施した。

 警察は、「弾は韓国のP社が製造したもので、共産主義関連の疑いはないものと結論付けた。退役軍人が除隊の記念に持っていた実弾が、偶然国会のごみ捨て場に紛れ込んだとみられる」と語った。

アン・ジュンヨン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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