上級テクニック
上級テクニックとして、「価格設定の方法」をお伝えします。
仕入れた商品をいくらで販売するかはとても重要な問題です。
高すぎれば売れず、安すぎれば本来儲けられるお金を逃してしまいます。
価格設定に正解はないと言われています。
ビジネスにおいてこのテーマはもっとも難しいものなのかもしれません。
ブックオフビジネス暦6年の経験から編み出した私独自の価格設定セオリーを紹介します
。
※この方法は、定価が1000円〜3000円程度の商品に適用できます。
(A)他に出品者がいる場合の価格設定
他に出品者がいるときの価格設定は簡単です。
ただ最安値と同じ価格で出品するだけでOKです。
ただし、他の出品者が極端に高い金額を付けているときや、出品者が1人しかいないときは話しが別です。
その価格が本当に適正なのか分からないからです。
アマゾンは出品者が自由に価格を決められるため、的外れな金額であることが非常に多いです。
このような場合は、これから説明する(B)の方法で適正価格を見極めてください。
(B)他に出品者がいない場合の価格設定
他に出品者が一人もなく、アマゾンに在庫がない商品は、まず最初に予約注文が入っていないかどうかを調べましょう。
本の場合は、復刊ドットコム(http://www.fukkan.com/fk/index.html)で、復刊リクエストがないかどうかもチェックしましょう。
復刊ドットコムは絶版で手に入らない本を復刊させる目的で、リクエスト投票を集めるサイトです。
検索ボックスに商品名を入力し、リクエストの有無を確認します。
予約注文と復刊リクエストのどちらか一方でも入っている場合は(1)の手順へ。どちらも入っていない場合は(2)の手順に進んでください。
(1)予約注文・リクエストが入っている場合
「オークファン」(http://aucfan.com/)で相場を調べます。
オークファンは、ヤフーオークション(ヤフオク)などの過去の取引履歴を検索できるサイトです。
検索ボックスに商品名を入力し、ヤフオクの過去1年間の落札履歴を1か月ずつ調べていきます。(有料会員登録をすると過去2年間の履歴を見ることができますが、そこまでする必要はありません。)
落札履歴があった場合は、手順(1a)へ。落札履歴がない場合は手順(1b)へ。
(2)予約注文・リクエストが入っていない場合
オークファンで相場を調べます。落札履歴があった場合は(2a)へ。落札履歴がない場合は(2b)へ。
(1a)予約注文・リクエストが入っていて落札履歴がある場合
落札価格が定価よりもずっと安い場合は、「お宝(中級)」へ。
落札価格が定価に近い金額の場合は、「お宝(上級)」へ。落札価格が定価を大きく上回っている場合は、「お宝(超級)」へ。
(1b)予約注文・リクエストが入っていて落札履歴がない場合
「お宝(中級)」へ。
(2a)予約注文・リクエストがなく、落札履歴がある場合
落札価格が定価よりもずっと安い場合は、「お宝(初級)」へ。落札価格が定価に近い金額の場合は「お宝(中級)」へ。
落札価格が定価を大きく上回っている場合は、「お宝(上級)」へ。
(2b)予約注文・リクエストがなく、落札履歴もない場合
判定不能。プレミアの可能性も捨てきれないので、「お宝(中級)」へ。
★お宝(初級)の価格設定
この商品はプレミアではない可能性が高いです。
しかし、だからと言ってアマゾンで高く売れないとは限りません。
この商品を探している人はあまり多くないですが、少しはいる可能性があります。
極端な話、探している人は日本中で1人かもしれません。
でも、その1人が買う可能性があります。
この商品を手に入れるには、あなたから買う以外に方法がないからです。
私ならこういう商品は4980円、6000円のいずれかにします。本なら4980円、CD、DVDなら6000円という具合です。
★お宝(中級)の価格設定
探している人がある程度いるプレミア商品。価格は6000円、8000円のいずれか。本なら6000円、CD、DVDなら8000円にします。
一定期間売れない場合は、値下げしましょう。
★お宝(上級)
探している人が多く、プレミア度が高い商品。価格は、8000円か12000円のいずれか。本なら8000円、CD、DVDなら12000円。もし、ヤフオクの落札価格がこの金額を上回る場合は、ヤフオクの1.5〜2倍の金額にします。
★お宝(超級)
正真正銘のプレミア商品。ヤフオクの落札価格の1.5〜3倍の金額にします。感覚的に2倍ぐらいまでが売れやすいです。もし、ヤクオクの落札価格の3倍の金額が12000円を下回るようなら、12000円にしましょう。
※一定期間(1〜2か月)売れない場合は、週に1度のペースで100〜200円ずつ値下げするといいでしょう。
なぜこの金額なのかを論理的に説明することはできません。
何度も何度も試行錯誤を繰り返した結果、この価格が売れやすい金額であることが分かりました。
人は感覚で物を買います。
「高くても、これくらいの金額までなら買う」「いくら欲しくてもこの金額では買わない」という感覚的なポイントがあります。
例えば、「ニンテンドーwii」の発売時の価格25000円は、ゲームユーザーから見て感覚的に適正でした。
一方、プレイステーション3の発売価格49980円は、ゲーム機としては高すぎました。
wiiは爆発的に売れ、PS3は大苦戦しました。
価格設定が明暗を分けたいい例です。
しかし、この適正価格も絶対ではありません。
もっと高い金額でも買う人は買うし、逆にもっと安くしないと買ってくれない場合もあります。
しかし、その厳密なポイントを探し当てるのは極めて難しいですし、そこまで突き詰めてしまうと、今度はとても効率が悪くなってしまいます。