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help リーダーに追加 RSS ホタル飼育で非行をなくす

<<   作成日時 : 2010/10/01 23:48   >>

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 「報道ステーション」で、山口県下関市でホタルの飼育で中学校の非行をなくしたという特集を見た。かつてこの地域のホタルは、バブル期の開発や人口増加などにより、一度、全滅してしまった。それと時を同じくして、地元の中学校が急速に荒れ始めた。服装や髪型は乱れ、喫煙、シンナーも当たり前の状態になり、連日、校門の前にパトカーが待機し、私服警察官が巡回していたという。それがホタルを復活させることで非行をなくすことができたのです。 ホタルの飼育を行うのは小学4年の役割と決められていて、それは小1から小3では好奇心はあっても乱暴にホタルを扱う可能性があること、小5、小6ではもう中学生に近づいていて「どうしてそんなことやらなきゃいけないの」というような感じが出てくるので、小4が一番こういう飼育に適しているからだそうです。2ミリしかないホタルの幼虫を毎日みんなで8000匹という気が遠くなるような数をスポイトで数えるというようなとても集中力が必要な作業もあります。
飼育は小4の役目ですが、それに親や地域の人が川を綺麗にしたりして全面的にバックアップしています。ホタルが復活したことで町を訪れる人も増え、ホタルの住めるような自然環境が戻り、子供達は一年間ホタルの飼育を任されてそれをやり遂げ、それを大人達が認めてくれて自分達が役に立っているんだと実感できることで生きる自信を持つことができるのです。中学生になってからの非行対策は大変で、だからそれ以前の小学生の時に対策を打っておくことが大切なのです。
私の地元でも一部の大人や高校生の有志がホタルを育てていますが、やはりそれを地域みんなでやることが必要なのだと思います。初夏の夜、暗闇でままたくホタルの光を見つめていると命のはかなさ、命の重さ、そして一緒に眺めている自分の大切に思う人の命までいとおしく、日々を大切に身近な人を大切に生きなければと思うのです。
http://magnoria.at.webry.info/200806/article_8.html ←命の光
現代の子供達は、勉強やスポーツなどでいい成績を取ることが生きる目的になってしまっていますが、そうではなく、家庭や地域できちんと自分が必要とされる場所が必要なのです。家庭や地域で大人の手伝いをする、それには親が家庭や地域を顧みず仕事に専念していてはダメですよね。子供を家庭や塾や学校という狭い檻の中に閉じこめておくのではなく、大人自身が地域に出ていく必要があるのです。

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