横浜が28日のドラフト会議で新人を大量指名する方針であることが18日、分かった。堀井チーフスカウトが、横浜市内で「例年より指名が多くなるのは間違いない。何人ウチをやめたのかを見れば、分かるでしょう」と語った。
今オフは既に佐伯、木塚(2軍投手コーチに転身)ら、育成2人を含む大量13選手に戦力外通告を行っている。例年なら5〜8選手を指名する傾向にあるが、今回は00年(10人)以来の2ケタ指名は確実な状況となった。ドラフト外を含め球団最多の13選手を獲得した67、71年に迫りそうだ。
球団売却に直面する横浜だが、堀井スカウトは「自分たちは自分たちの仕事をしよう」とスカウト陣の意思を統一。ドラフト本番へ最後の詰めを進める。
(2010年10月18日)