プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージでソフトバンクを破って日本シリーズ進出を決め、胴上げされるロッテ・西村監督=19日夜、ヤフードーム
日本シリーズ進出を決め、祝勝会でビールをかけ合う(左から)ロッテ・西岡、サブロー、西村監督=19日夜、福岡市内のホテル
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は19日、パ・リーグのファイナルステージ(6試合制)最終戦がヤフードームで行われ、ロッテが7-0でソフトバンクを下して第4戦から3連勝し、対戦成績4勝3敗でレギュラーシーズン3位チーム初の日本シリーズ進出を果たした。
ロッテの成瀬は第1戦の完投勝利に続き、最終戦でも4安打無四球で完封し、最優秀選手(MVP)に選ばれた。ソフトバンクはリーグ優勝チームに与えられる1勝のアドバンテージを生かせず、2004〜06年のプレーオフ、07年からのCSに計6度出場し、すべて敗退となった。優勝チームが日本シリーズ出場を逃すのはパでは初めて。
ロッテは30日に開幕する日本シリーズで、セ・リーグCSファイナルステージ(20日開幕)で対戦する中日と巨人の勝者と対戦。5年ぶり6度目の進出で4度目の日本一に挑む。
(2010年10月20日)