ジャイアンツ戦に先発した、フィリーズのオズワルト=シチズンズバンク・パーク(AP=共同)
「ナ・リーグリーグ優勝決定戦、フィリーズ6-1ジャイアンツ」(17日、フィアデルフィア)
タイ勝 ナ・リーグ第2戦は、リーグ3連覇を目指すフィリーズ(東地区)がジャイアンツ(西地区)に6‐1で勝ち、1勝1敗とした。フィリーズは一回、押し出し四球で先制。五回に同点とされたが、その裏に犠飛で勝ち越し、七回はロリンズの走者一掃二塁打などで4点を加えて突き放した。先発オズワルトは8回3安打9三振1失点と好投した。また、ア・リーグの第3戦は18日(日本時間19日)に行われる。
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フィリーズの先発オズワルトが8回を3安打1失点と好投し、勝利を呼び込んだ。毎回の9三振を奪い、七回には攻撃でも貢献。先頭で安打し、中前打で二塁から生還した。三塁コーチは制止していたが「得点することしか考えていなかった。(制止に)気づくのが遅れたんだ」。これが打線の奮起を促し、チームはこの回計4点を加えて突き放した。
(2010年10月18日)