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【スポーツ】

さらば“無冠”の競走馬 国内最多の179連敗

2010年10月20日 06時17分

 国内競馬で最多の179連敗記録を持つ競走馬カンムリホルダー(牝、9歳)が引退した。デビュー当初はファンの期待を集めたが、1勝もできないまま所属していた兵庫県尼崎市の園田競馬場を離れた。今後は牧場で乗馬用として飼育される。

 カンムリホルダーの祖父はダービーや天皇賞の勝ち馬を輩出した歴史的な種馬ノーザンテースト。2003年9月に名古屋競馬場でデビューし、初戦こそ8着に終わったが2度目のレースでは2着に。4度目には1番人気となり、ファンの期待も集めた。

 しかしそのまま勝つことができず、園田競馬場に移籍。ことし2月、それまでエリザベスクィーン(引退)の持っていた165の連敗記録を更新し、最後のレースとなった今月12日も11頭中10着に終わった。

 179戦で2着6回、3着には11回入ったが、引退前は後方を走ったままレースを終えることが多くなっていた。

(共同)
 

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