「普段の苦情なら、契約者を黙らしてやるんだけど、今回はなあ...」
え〜、前回の
不満を握りつぶす保険会社?
が好評でしたので、第2弾です。
前回の内容を要約すると、
苦情に真摯に対応してもらいたいなら、
現地の担当者でなく、
保険会社のフリーダイヤルに電話しましょう、
ってことでした。
ただ、悪質な生命保険会社なら、
それでもウダウダ言ってちゃんと対応してもらえない可能性があるようで..
(ちなみに損害保険会社では、フリーダイヤルに電話した場合は
ちゃんと対応してくれる場合が多いようです。
やっぱり生命保険は掛け金が大きいから、問題が起こるのかも)
で、とっておきをご紹介。
ただし、劇薬です。
それは
金融庁
ここに申し立てします。
今契約している保険会社の苦情と、解約したいとかの要望を伝えます。
これは効きます。はっきり言って。
特に金融庁申し立てはスゴイ効き目です。
保険会社も最速で対応してくれることでしょう。
なぜかというと、保険業って、免許事業なんですよ。
カンタンに言えば、
金融庁が、保険会社が営業していいかの権限を持っている
ってことです。
で、金融庁のスタンスは
「契約者保護第一」
です。
で、もうひとつ裏事情を明かすと、
金融庁経由で入ってきた苦情については、
保険会社としても
「こういうふうに対応しました」
って結果報告しなきゃいけないんです。
だから、破壊力バツグン。
金融庁経由で苦情が入ったらどんなに悪質な保険会社でも
「普段の苦情なら、契約者を黙らしてやるんだけど、今回はなあ...」
ってなるでしょう。
ただし、この金融庁への申し立てをしてしまうと、
あなたはその保険会社の中では間違いなく
うるさい契約者
に位置づけられます。
だから、この方法使っていいのは、
その保険会社と縁を切りたいとき
だけ...かな?
余談ですが、生命保険会社にとって不利なケースが、
ちゃんと対応してもらえないことが多いようです。
じゃあ、生命保険会社に不利なケースって?
ヒトコトで言えば、
掛け金が安くなるものは全て
生命保険会社に不利なものです。
解約とか特約をはずすとか保障額を減額するとか。
| 保険会社の裏側
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