熱中症：病院搬送者４万人超、東京が最多　消防庁まとめ

　熱中症で病院に運ばれた人が今年の統計を始めた５月３１日以降、４万１０２０人となったことが２４日、総務省消防庁のまとめで分かった。週ごとの人数では７月１９～２５日が９９０１人、先週（８月１６～２２日）が９２５９人に達した。同庁の速報値によると、先週はほぼ連日１０００人以上が搬送され、最も多かった１７日は１８５５人に上った。これまでに１４５人が搬送直後に死亡したという。

　都道府県別の統計開始後の累計では、東京が最多で３１５４人、愛知３１５３人、埼玉２７９６人と続いた。搬送直後の死者数は埼玉が１７人と最も多く、愛知１２人、三重１０人。【合田月美】