熊本総合車両基地:「さくら」「つばめ」お披露目

2010年8月22日 8時55分 更新:8月22日 9時33分

車両基地見学会で展示される山陽新幹線直通車両のN700系「さくら」(右)と運行中の九州新幹線800系「つばめ」=熊本市で2010年8月21日、矢頭智剛撮影
車両基地見学会で展示される山陽新幹線直通車両のN700系「さくら」(右)と運行中の九州新幹線800系「つばめ」=熊本市で2010年8月21日、矢頭智剛撮影

 来年3月の九州新幹線全線開業を前に、熊本総合車両基地(熊本市富合町)が21日、初めて一般公開された。新大阪-鹿児島中央駅間を走行予定の車両N700系「さくら」と新八代-鹿児島中央駅間を走っている新800系「つばめ」がお披露目され、約1800人が記念写真を撮るなどして楽しんだ。

 応募者3万6534人から抽選で6000人が選ばれた。残りの4200人は22日の見学会に参加する。

 基地は約20ヘクタールで13編成を収容できる。「さくら」は青みのある白い車体に、あい色と金色のラインが走っている。テーブルや手すりなどに木材を使い、和のイメージを表現した内装が特徴だ。大分市立明野西小2年、自見航輝君(8)は「シートがふわふわして、中はきれいだった」と満足げだった。【遠山和宏】

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