飼い犬の排泄物放置に過料7万ウォン /ソウル

ノーリードは5万ウォン

18日から取り締まりを強化

 ソウル市内の主な公園で、犬の排泄物を処理せず放置した飼い主に対し、18日からは7万ウォン(約5100円)の過料が科せられることになる。

 ソウル市は17日、「市内で飼われている犬が急増の一途をたどり、昨年末時点で150万匹に達する中、公園で飼い犬をめぐるトラブルが増えている。これを受け、市内の主な公園で、犬の排泄物を処理せず放置した飼い主には7万ウォン、リードを付けていない飼い主には5万ウォン(約3600円)の過料を科すなど、集中的な取り締まりを行う方針を固めた」と発表した。

 このほか、犬などのペットが、ベンチなど市民が利用する設備に放尿した場合、これを処理しない飼い主にも過料が科される。同市は2007年、都市公園条例を改正し、排泄物の処理に関する条項を設けたが、これまで積極的な取り締まりを行うことはなかった。

 同市のキム・グァンレ都市環境政策課長は、「子どもたちが公園で飼い犬に噛まれる事故が発生しており、またペットの排泄物には寄生虫やサルモネラ菌など食中毒を引き起こす細菌が含まれているため、注意が必要だ。飼い犬を連れて外出する際には、必ずリードを付け、排泄物を入れる袋を携帯すべきだ。また、土佐犬など猛犬を散歩させる際には口輪を付けてほしい」と呼び掛けた。

崔洪烈(チェ・ホンニョル)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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