 |
2010年10月18日(月) 19:40 |
|
|
 |
「豊島美術館」一般公開はじまる
瀬戸内国際芸術祭でにぎわう香川県の豊島に「豊島美術館」が、17日オープンしました。 島の自然と現代建築が融合した美術館で 豊島再生のシンボルとしても期待されています。
香川県の豊島です。 芸術祭は終盤を迎え、この週末も大勢の人が訪れました。 豊島美術館は、直島福武美術館財団が芸術祭に合わせて建設を進めていたもので、美しい棚田が広がる唐櫃地区に作られました。 水滴の形をイメージした建物は、建築家の西沢立衛さんが設計しました。 天井の穴からは自然の光や風が入る仕組みです。 柱が1本もないのも特徴です。 中には、アーティスト内藤礼さんの作品「母型」があります。 床全体に約180の小さな穴が開けられていて、その穴から地下水が湧き出し、水滴がくっついたり、流れたりして泉を作りだします。 天候や時間によって水滴の表情が変わります。 大量の産業廃棄物が不法投棄された豊島、産廃の処理は今も続いています。 豊島美術館は、島の豊かな自然を表現していて、島再生のシンボルとしての期待もかかっています。 豊島美術館の入館料は1500円で、芸術祭の鑑賞パスポートがあれば年内は、無料で入館できます。
|
|