 |
2010年10月18日(月) 19:30 |
|
 |
30年に渡り逃げ続けていた男の裁判
1980年に恐喝の容疑で起訴され、初公判前に逃亡し、その後30年に渡って逃げ続けていた男の初公判が、18日岡山地裁で開かれました。
この事件は、1979年2月から3月にかけて松本正一被告が、当時47歳の男性から現金200万円などを脅し取った疑いで、逮捕・起訴されていたものです。 しかし、松本被告は初公判を前に、保釈中の住居から姿を消し、30年経った今年8月、愛知県名古屋市で岡山地検により身柄を収容されました。 17日開かれた初公判で、松本被告は「当時の記憶は定かではないが起訴状などがあるのであればその内容が妥当だと思う」などと話し、起訴内容については争わない姿勢をみせました。 松本被告が30年間逃げ続けたことについては罪に問われませんが、30年前の事件を扱う今回の裁判が、どのように進められるのか注目が集まります。
|
|