小田原蒲鉾水産加工業協同組合では、新しく「小田原蒲鉾十か条」を制定した。偽物との差別化を図ることを目的とし、この基準に適合した蒲鉾はロゴマークや「小田原蒲鉾」の文字を組み合わせたロゴを印刷できる。
「十か条」は、小田原市内に自社工場があることや50年以上の歴史を持っていて周囲から認められていることといった企業の属性のほか、原料、製法などを尊重することを求めている。さらに具体的な基準として、必須アミノ酸の量を化学的に測定し、最低100g中5g含んでいることを求めている。
同組合によると、最近他の産地で作られた偽物が小田原産として出回ることが増えており、便宜的に本社を小田原に置く企業も出ているという。今回作られたルールによって、市場に出回る偽小田原蒲鉾を駆逐することを目指している。(FIS-NET)
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