子ザルとうり坊の“ロデオ散歩”が復活

　京都府の福知山市動物園で１８日、イノシシの赤ちゃんであるうり坊の背中に乗る姿が人気を呼び、アライグマに引っかかれ療養していた子ザル「みわ」が回復し、１０日ぶりに仲良しコンビが復活した。

　動物園によると、みわは午前１０時すぎ、久しぶりにうり坊と再会。最初は少し用心している様子だったが、すぐに背中に飛び乗り、必死にしがみつきながら、負傷前と変わらぬ仲むつまじい姿で元気いっぱいに園内を駆け回った。

　みわは８日、アライグマ舎に近づき、手足を１９針縫うけがを負った。二本松俊邦園長（６５）は「うり坊の背中に乗るか心配だったが、仲の良さは相変わらずです」とほっとした様子で話した。（共同）

　［2010年10月18日23時49分］