宮田和幸(右)のジムのオープニングパーティーでスピーチする女優の岸本加世子(左)=埼玉・BRAVE三郷支部
DREAMで活躍するシドニー五輪フリースタイル63キロ級代表・宮田和幸が埼玉県三郷市に設立した日本初のオクタゴン(八角形金網リング)完備メガジム「BRAVE三郷支部」のオープニングパーティーが16日、同ジムで開かれた。
同ジムはフルサイズのリングとオクタゴンが設置された、海外では主流になっているメガジム。宮田は「(現役は)あと3〜4年だと思うので、悔いなく実戦形式の練習をできるように」「ジム生がどこの舞台にも出られるように」と、2つの開設理由を説明する。
この2年半は破竹の6連勝中ながら、国内ではビッグチャンスに恵まれていない。宮田は「強ければ最短でチャンピオンシップまで行ける舞台があれば…。一番はDREAMだが、海外でも一番になりたい」と、オクタゴン使用が常識で、日本よりも実力主義の米マット出撃に備えていることを明かした。
なお、パーティーパーティーには日大レスリング部の先輩でソウル五輪金メダリストの小林孝至氏、同じく後輩で新日本プロレスの矢野通、DREAMの同僚である桜井“マッハ”速人や所英男らが出席。親交がある女優の岸本加世子が乾杯の音頭をとった。
(2010年10月16日)