「関東大学ラグビー対抗戦、帝京大12-10筑波大」(17日、秩父宮)
対抗戦は昨シーズン大学王者の帝京大が、昨季完封負けした筑波大を相手に残り5分から10点差を逆転し、12‐10で3戦全勝とした。リーグ戦は4連覇を狙う東海大が、拓大を97‐0で下す2試合連続完封勝ち。関東学院大も日大を25‐14で退け、ともに4連勝とした。
◇ ◇
残り5分からの逆転劇は、SH滑川のキックパスがWTB富永のトライにつながって幕を開けた。さらに、1年生FBの竹田がラックから持ち込んで同点トライ。SO小野の決勝ゴールで終演した。ドラマを演出した滑川は、2季連続日本一を見据えながら「攻めることで意思統一できた5分間。負けても成長できるゲームをしたかった」と胸を張った。
(2010年10月17日)