「テニス、HPジャパン女子OP最終日」(17日、大阪市靭テニスセンター)
シングルス決勝が行われ今季初めて決勝に駒を進めたクルム伊達公子(40)=エステティックTBC=は、タマリネ・タナスガーン(33)=タイ=にフルセットの末敗れ自身のツアー9勝目、史上初となる40代での史上最年長優勝はならなかった。
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激闘を制し、ツアー4勝目を挙げたタマリネは「伊達さんは準々決勝、準決勝でかなり消耗していた。ラッキーでした。私にとっては永遠のアイドル」と、あこがれの存在との熱戦を振り返った。自身も33歳で肉体的な衰えを感じている中「私でも年齢的に厳しい部分が出てきてる。40歳でテニスをやっている自信はないです」と、伊達の健闘を称えていた。
(2010年10月17日)