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【芸能・社会】

水木アニキ 5年ぶり参戦!! 「燃えドラ2010」20日発売

2010年10月18日 紙面から

レコーディングで気合を入れる水木一郎=東京都内で(中嶋大撮影)

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 「アニキ」こと歌手の水木一郎(62)が歌う中日ドラゴンズの公式応援ソング「燃えよドラゴンズ!2010」が、セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージ開幕日の20日に発売される。通算22作目の「燃えドラ」シリーズで、水木が歌うのは02年、04年、05年以来5年ぶり4度目。このほど、東京都内のスタジオでレコーディングに臨んだ水木は「今年のドラゴンズも日本一だゼーット!!」とアツ〜い雄たけびを上げた。

◆10・1には自宅浴室で“一人ビールかけ”

 中日が4年ぶりの優勝を決めた今月1日、仕事を終えて帰宅した水木は、自宅の浴室で“一人ビールかけ”をしてお祝いしたという。中日が優勝したことで、心待ちにしていた大きな仕事が決まった瞬間でもあった。

 燃え!ドラシリーズの作詞作曲を手掛けるミュージシャン山本正之(59)から今年の夏、「(中日が)もし優勝したら、2010年版をアニキに歌ってもらいたい」とオファーを受けていたという。中日ファンとして、歌い手としてアニキが燃えないはずはなかった。

 2010年バージョンも「♪一番荒木が塁に出て〜」と、打順に沿ってレギュラー陣を紹介していくおなじみのスタイルで、「六番 野本だ堂上剛(たけひろ)だ」「七番 堂上直(なおみち) 竜の花」などと成長著しい若手の名前がいきなり登場するのが特徴だ。

 また、水木の雄たけびもさらにパワーアップ。自身の発案により、イントロが流れた後、「♪遠い夜空にこだまする」と1番に入る前に「ダ〜ッシュ ドラゴンズ やるぜ〜!!」と、アニキの叫びが響き渡る。

 「四番 森野がホームラン」の部分では、レコーディング中に思わずガッツポーズ。「感情移入しすぎて、山本先生から『もう少し抑えて歌ってください』と何回も言われてしまいました」と水木は苦笑した。

 さらに、「堂上兄弟の活躍もうれしいですけど、『山本昌(マサ)が歴史を変えていく』とか、『きっと井端が蘇(よみがえ)り』とか、歌っていてジーンときちゃいました。単なる“おめでとうCD”じゃなくて、選手の個性が出ている。いい詞ですよ!!」と絶賛していた。

 CDのカップリングには、ナゴヤドームで7回裏に流れる同曲の「球場合唱編」の新録音バージョンを収録。20日からナゴヤドームでも早速使用されるという。また、中日が日本シリーズ進出を決めた場合、11月20日に名古屋市内で開かれる中日の優勝パレードに水木も参加し、「燃え!ドラ2010」をファンの前で披露する予定だ。中日がCSで対戦する相手は巨人に決定。水木は「歌手デビューしてから42年間、僕はヒーローの歌しか歌ってこなかった。ぜひ日本一になって本当の意味で彼らもヒーローになってほしい」と落合竜にエールを送った。

 CDは全国の主なCDショップや、中日ドラゴンズのオンラインショップなどで販売。価格は1050円(税込み)。

 

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