中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > サッカー > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【サッカー】

W杯招致で投票見返りに金銭要求 英紙のおとり取材に引っ掛かる

2010年10月18日 紙面から

 【ロンドン原田公樹】2018年、22年のワールドカップ(W杯)の開催国を決める国際サッカー連盟(FIFA)理事会メンバーの2人が、英紙サンデータイムズ記者のおとり取材に引っ掛かり、投票の見返りとして金銭を要求していたことが明らかになった。17日付の同紙によると、米国のロビイストを装った記者が米国への投票を依頼すると、アモス・アダム理事(ナイジェリア)は自国での人工芝ピッチ建設のために80万ドル(約6500万円)を要求。同様にレイナルド・テマリイ副会長(タヒチ)はスポーツ学校の設立資金として300万ニュージーランドドル(約1億8000万円)を求めた。

 同紙の電子版ではこれらの生々しいやり取りの隠し撮り映像と音声を公開。一方、FIFAは情報収集を始めた。

 2018年と、日本が立候補している22年大会のW杯開催国は、12月2日に同理事会で計24人の投票によって決定する。

 

この記事を印刷する


中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ