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中日・浅尾「悔いのない球を」“球児魂”でリベンジだ

豪華投手陣を背に投内連係の練習に汗を流す浅尾

 球児魂でG倒だ。あす20日から始まるCSファイナルS。今季最優秀中継ぎ投手賞を獲得し、フル回転が求められる中日・浅尾拓也投手(25)が、相手に決まった巨人への闘志を示した。

 18日のナゴヤドームでの練習後に行われたバッテリー間ミーティングでは、本拠地での今季巨人戦をビデオで確認。抑えたシーンと打たれたシーンの双方を見直した。今季は11試合で1勝7ホールドを挙げているが「小笠原さんには1本塁打。ラミレスさんにも1安打打たれた」と警戒心を緩める気はない。

 期する思いもある。「球児さんも言われていましたけど“悔いのない”球を投げたい」。前日17日にCS敗退が決まる敗戦投手となった阪神の大守護神を引き合いに出した。

 敗れれば、すぐに崖っぷちに立たされる短期決戦。浅尾自身も昨年CS第2ステージ第3戦で1回3失点し、巨人のCS突破王手を許した苦い経験がある。だからこそ「あとで“何であそこに投げたのかな”と思うのではなく、打たれても納得できるような球を投げたい」と1年越しのリベンジを誓った。

[ 2010年10月19日付 ]

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