Bs助っ人テスト…ガラテ、持ち味は“角度ある速球”
ブルペンで投球練習をするガラテ |
オリックスは17日、秋季練習を行っているスカイマークスタジアムでビクトル・ガラテ投手(26)とルイス・ロドリゲス内野手(30)の入団テストを開始した。
岡田監督が見守る中で左腕・ガラテが片りんをみせた。ブルペン入りし、速球を中心にスライダー、チェンジアップ、カーブを交えた26球を披露した。特に持ち味は角度ある速球で「自分は空振りを取れる。(バットを)振らせるのが得意」。マイナー通算成績は495回1/3を投げて592奪三振。スリークオーター気味の投球フォームは元阪神のジェフ・ウィリアムスをほうふつとさせた。
清川投手コーチは「速球は140キロ後半と聞いている。空振りで三振を取れるみたいだし、いい感じではあります。(打者も)ボールは見づらいだろうしね」と評価を口にした。
24日まで秋季練習に参加し、合否は今月下旬に決定する予定で、指揮官も「まだ初日やしな」と慎重な姿勢を示したが、球団側は育成選手としての契約も視野に入れている。メジャー経験もある“左殺し”が初日から可能性の光を放った。
[ 2010年10月18日付 ]
PR