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真弓監督「一蓮托生」1軍コーチ陣、全員留任へ

 既に真弓監督の来季続投を打ち出していた阪神が1軍コーチ陣についても全員留任の方針を17日までに固めた。

 球団側は今季で2年間を終了した真弓体制の成果と反省を踏まえた上で一部コーチの配置転換など含めたテコ入れ策を提案も、真弓監督自身が現布陣の継続を強く要望。球団首脳は「真弓監督の方針で1軍スタッフは一蓮托生(いちれんたくしょう)でいく」と説明した。

 2軍では、07年から指揮を執っていた平田勝男2軍監督(51)に来季契約を結ばないことを既に通達した。97年から1軍コーチや球団フロントを歴任してきた同氏は今季限りでの退団が決定。後任には吉竹春樹管理部課長(49)の就任が内定した。08年まで1軍ヘッドコーチを務めていた同氏は09年からの球団フロント入り後も2軍を担当していて、現場復帰後も若手育成の役割は継続される。

 また、町田公二郎2軍打撃コーチ(40)が来季から広島の1軍打撃コーチに就任することに伴う後任には高橋光信内野手(35)に就任を要請する方針。永尾泰憲2軍守備走塁コーチ(60)がフロント転身する方向で、後任には今季限りで中日退団が決まっている風岡尚幸内野守備走塁コーチ(42)の招聘(へい)することが決まった。真弓監督が雪辱を期す来季3年目へ向けて1、2軍のスタッフ陣容はほぼ固まった。

[ 2010年10月18日付 ]

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