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スーパー銭湯に2カ月居候 臨時休業で観念し“自首”

 24時間営業のスーパー銭湯に約2カ月間もお金を払わずに居続けたとして、兵庫県警尼崎東署は18日、詐欺の疑いで住所不定、無職男(57)を逮捕した。

 尼崎東署によると、同銭湯は退出時に料金を精算する仕組み。男は約2カ月間、一度も外出せず館内で暮らしていた。「お金がなく、行くところがなかった」と容疑を認めている。

 同銭湯は年中無休だが、消防法に基づく半年に1度の点検で18日は臨時休業。従業員しかいなくなった館内で、観念した男が受付に“自首”したという。

 男の逮捕時の所持金は約4000円。館内の自動販売機で購入したカップラーメンなどで食いつないでいたらしい。同銭湯は「退出記録のない利用者がいたため、9月から調べていた。真相が分かりよかった」とほっとした様子だった。

 逮捕容疑は8月25日〜10月17日、尼崎市内のスーパー銭湯に居続け、宿泊代など約15万8000円を支払わなかった疑い。

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