“第３の女性”出現も２号が「殴って追い返した」

１６日、チリのサンホセ鉱山のテント村で、自分の救出を願う垂れ幕の前でポーズをとるリチャルド・ビジャロエルさん Photo By 共同

　チリ鉱山落盤事故で、家族らが救出を待ったテント村で妻と愛人が鉢合わせした作業員ジョニ・バリオスさん（５０）。地元メディアは希代のプレーボーイになぞらえて「カサノバ」と呼ぶなど報道が過熱している。

　バリオスさんは妻のマルタ・サリナスさん（５６）と愛人スサナ・バレンスエラさん（５０）の２人を救出現場に招いたが、サリナスさんは出向かなかった。病院を退院し、地上で出迎え熱い抱擁を交わした愛人の元に行ったバリオスさんは、家族を通じて「“元妻”（サリナスさん）との関係は良好だが、愛しているのは“現在の妻”（バレンスエラさん）だ」と述べたという。

　共同電によると、さらには、救出前に恋人を名乗る２５歳の“第３の女性”がテント村に現れ、バレンスエラさんが「殴って追い返した」との報道も出ている。

　一方、救出された作業員のリチャルド・ビジャロエルさん（２６）ら３人が１６日、相次いで鉱山を訪れた。自分の救出を願う垂れ幕を見つけると、笑顔でポーズをとり、記念撮影を行った。

[ 2010年10月18日 ]