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移動メロンパン店社長逮捕 販売車を不正登録
2010.10.18 18:59
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排ガス規制を逃れるため、焼きたてメロンパンを売る移動販売車を不正登録する車庫飛ばしをしたとして、大阪府警交通捜査課は１８日までに、電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で、兵庫県西宮市在住の「パン・ネットワーク」社長、勝本富夫容疑者（７２）を逮捕、兵庫県の知人男性（７８）ら２人を書類送検した。
同課によると、同社はフランチャイズ契約するなどしたワゴン車二十数台を使い、大阪・難波の家電量販店や福岡市のヤフードームの前などで、車内のオーブンで焼いたメロンパンを移動販売。昨年は約１億７５００万円を売り上げていた。
逮捕容疑は昨年３月〜今年６月、大阪市を拠点に使う排ガス規制不適合のワゴン車３台を、規制対象外の兵庫県の福崎町と宍粟市で使用するよう装い不正登録した疑い。
同課によると、２００７年１月以降、逮捕容疑の３台を含め１２台を、書類送検された２人の土地に不正登録した疑いがあり、謝礼として１台２万円を支払っていた。