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かおる姫 逆転負けで初Vならず…今後は白紙

表彰式で優勝した楠原千秋(右)を祝福する菅山かおる
表彰式で優勝した楠原千秋(右)を祝福する菅山かおる
Photo By スポニチ

 ビーチバレー国内ツアー最終戦ペボニアカップ最終日(17日 千葉・ファミリーオ館山)女子決勝で、菅山かおる(31=WINDS)、駒田順子(31=ポイント)組は楠原千秋(34)、三木庸子(33=ともにフリー)組に1―2で逆転負けし、ツアー初優勝はならなかった。今季限りで第一線を退く楠原、三木組は初優勝。浅尾美和の新パートナー候補に浮上している菅山は来季のペアについては明言しなかった。

 最後に目の前で三木のスパイクが決まると、菅山はひざから崩れ落ちた。第1セットを21―19で奪ったが、第2セットを11―21で落とし、最終セットも一時は3点リードしながら13―15で競り負けた。初優勝のチャンスを逃し「(点差を)離すべきところでミスをして、流れを切ってしまった。(優勝は)甘くないと思った」と唇をかんだ。

 それでも、ビーチ転向2年目の最終戦で初めて決勝の舞台に立ち「できなかったことができるようになってきた。手応えはあります」とつかんだ自信は大きい。年内は国際大会などの出場予定もなく、今季の試合はすべて終了。草野とのペア解消が濃厚な浅尾の新パートナー候補にも名前が挙がっているが、今後については「まだ何も考えていない。ゆっくり休んで、これから考えたい」と白紙を強調した。

 <楠原&三木 お見事!有終V!>楠原と三木は試合後、ツアー仲間たちに胴上げされた。アテネ、北京両五輪に出場した13年間の現役生活の最終戦を優勝で飾った楠原は「(引退試合を)意識せずに臨んだ。ビーチバレーを楽しめました」と声を震わせた。年明けに一般男性と結婚の予定で「これからは家庭優先です」。大阪府豊中市役所職員で、有給休暇を利用してツアーに参戦していた三木は「悔いは残っていない。うれしいです」と感激していた。

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