「神のうちの真のいのち」教理省との諸問題に関する解明


・アルグエイェス大司教による序文

・教理省補佐官からの手紙

・ラッツィンガー枢機卿からの手紙

・ヴァッスーラより読者の方々へ

・教理省長官代理からの五つの質問とその回答

・メッサーシュミット神父による後記

 過去数年間にわたり、ヴァッスーラと信仰教理省との間では継続した対話がなされていました。この対話は同省によって1995年に出された公告の後に表面化した状況を修正しました。このヴァッスーラと信仰教理省との対話は、同省長官ラッツィンガー枢機卿(現教皇ベネディクトXVI世)の要請により、世界中の「神のうちの真のいのち」の最新版の中で出版されました。この対話の出版は、ヴァッスーラとその著作に対し特定の懸念を表明したカトリックの各司教協議会の会長に対する、ラッツィンガー枢機卿自身の署名による二〇〇四年七月十日付の手紙という形で結実しました。
 高位なる同長官はこの手紙の中で、信仰教理省のヴァッスーラに対する立場は修正されていると説明しています。枢機卿は誰もが、ヴァッスーラに対して提示された質問とその答えを読むように望まれています。またこれらの対話の文書は天使館より「教理省との諸問題に関する解明」(菊判72頁・税込630円)として刊行されています。
 ラッツィンガー枢機卿は、「もしも誰かが、あの公告は今でもまだ有効なのでしょうか?と尋ねたとしたら、教理省はどうお答えになりますか?」という質問をされ、こうお答えになりました。

「状況は修正されました。」

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