10月1日から「静寂」域に突入し、異例の無変動状態が続く中、10月4日(月)にYahoo検索プラグイン開発ツールサービスの終了アナウンスが発令。(http://developer.yahoo.co.jp/other/searchplugin/)
そして、10月6日0時を回った辺りから、Twitter上で、Y!G統合テストに当たった!というつぶやきが激増。ついには、10月12日(火)、YSE(Yahoo Site Explorer)が近日中にサービスを終了する旨をアナウンスした。以下がアナウンス内容となる。
今回、真っ先に思った事は、「意外とアッサリ」という事。皆様ご存知、「海外SEO情報ブログ」鈴木謙一さんのTwitterでもこのような所感がつぶやかれている。
まさに、「そっけない」印象を受けた。というのも、サイトエクスプローラーでサイトを認証した場合、認証用のhtmlファイルや、ソースへのkey記述等の作業が発生する。サービス終了となるのであれば、これらはもう必要なくなるわけで、いわゆる「ゴミ」となる。せめて、これらの不要なファイルの取り扱いに関して言及して欲しかったというのが私の所感である。後日、この辺りの言及があるのかもしれないが、それにしても、そっけない印象が残る。
また、今回、このアナウンスを知るきっかけとなったのは、何を隠そうTwitter。業務に従事しながら、Twitterを開きっぱなしにしている最中に、ふと目にしたのが以下のつぶやき。
スピーディーで有益な情報に感謝したい。もちろん、その後、RTで内容が広がっていったのは言うまでもない。
数々のY!G統合に関する風説が流布する中、いよいよ現実味を帯びてきた感は確かにある。つまり、もう、いつ統合されても不思議ではなく、そのための検索エンジン側の準備は着々と進んでいる様子が良く分かる。年内に統合されることが前提ならば、今から、統合日を予想しても、「大ハズレ」は無く、何を言っても「ニアピン」にはなるといったところだろう。
また、従来、サイトエクスプローラーに搭載されていたサイトのバックリンク情報は、米Yahoo Site Explorerを使っていく事で、ほぼ代替出来るだろうと考える。(ちょうど数日前に調査していた結果から判断)。もちろん、URLによっては、日米で大きな誤差があるものもあり、また一方で、全く同じ数値になるものもあるのだが、雑感として7~8割は代替できると判断。
※米国のサイトエクスプローラーが存続する可能性が高い事が分かりやすくまとめられた記事は、こちらを参照してもらいたい。(http://www.suzukikenichi.com/blog/yahoo-site-explorer-will-continue/)。
しかしながら、2012年まで運用、保守が続く可能性が高くとも、情報が更新されるのか?はたまた、どの位の頻度で更新されるのか?といったところをウォッチしていかないと、気づいたら参考にならないほど古いバックリンクデータだった!なんて事になり兼ねないので、この辺りは追って本SEOブログでエントリーする予定だ。YSEが終了というのは非常に残念な事ではあるが、この煮え切らない日々の中、1日も早いY!G統合を願うウェブマスターは少なくないのでは?
(編集後記)約1ヶ月ぶりのブログ更新となったわけだが、昨今では、Twitterによる情報配信が主流となっているため、興味のある方は、サクラサク公式Twitterも是非、チェックしてみて欲しい。
サクラサク株式会社 CTO 林