今日は堺ネタを書こうと思っていたんですが、首相辞任のニュースが飛び込んできたからにはスルーするわけにいきません。
早速ですが私の意見としては、鳩山首相の辞任については正しい判断だと思います。むしろもっと早くても良かった。最近の鳩山氏は覇気も言葉の重みも無く、ただ漂うように過ごしていた感があります。現在も将来も難題が山積みの日本でこんなフラフラした状態を長く続ける余裕はありません。
ツイッターでは首相辞任のニュースが入ると同時に色々な意見がありました。
「こんな頻繁に首相が変わるのはどうなんだ」
「4年間全うして欲しかった」
「この時期で辞めるのは無責任」
日本においては首相になったが最後、マスコミからも国民からも粗探しをされ、続けていれば「早く辞めるべき」、辞めたら辞めたで「無責任だ」と言われます。
頻繁に首相が変わる土壌を作り出したのは他でもない我々自身のはず。
重箱の隅をつつくような追求を繰り返して辞職に追い込む。国民もそれに流されて非難ばかりする。マスコミは一時的には視聴率が取れるのかもしれませんが、それは日本の弱体化に繋がり、外国からの信用も失います。マスコミも日本で営業する会社ですから日本が弱体化すれば自らの経営を圧迫することにも繋がります。
マスコミや国民からは鳩山首相を責める声があります。
しかしそもそも民主党政権を選択したのは国民自らだということを忘れてはいけません。「俺は投票に行ってないから選んでない!」などというのは論外です。
国民は、日本の将来を本気で考える政治家を選ぶ。
マスコミは、ことさらに国民を煽ることなく正しい報道をする。
これが今の日本に求められていることではないでしょうか。
あと、日米合意した内容は政権が変わっても引き継ぐべきだと思います。
政権が変わったからといって約束を反故にするようでは国際社会で信用などされるはずもありませんからね・・・