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2010-03-23 13:12:07

シャープ新工場@堺

テーマ:堺の交通とまちづくり

シャープが亀山工場の約4倍の敷地に3,800億円かけて建設した世界最大規模の液晶パネル工場が昨年末に稼動開始となりました。ここには太陽電池の工場も併設され、その規模は世界全体の生産量の約半分に相当するものだとか。


永藤英機の「堺から日本を元気にする」ブログ


世界最大とか世界全体の半分とか景気の良い言葉が並んでいるのでさぞかし堺市はウハウハだろうと思いきや・・・


確かに税収は年間19億円増える試算なのだそうですが、シャープを誘致する条件として固定資産税を8割引していて、その分地方交付税が減らされて(国からは利益があったとみなされるため)結局は赤字とのこと。


雇用についても当初の試算1万人(うち堺で6000人)には全然届いていないという話でなかなか「シャープ景気」とはいかないようです。(工場建設中はホテルや飲食はある程度は潤っていたそうですが)


とはいいつつ、せっかく堺にきてもらった世界最大級の液晶パネル・太陽電池工場なんですから利用しない手はありません。以前書きましたが路面電車やLRTにソーラーパネルを設置したり街中にも積極的に取り入れて「未来都市」をアピールする良いチャンスなのではないでしょうか。


「シャープが堺に来た!」ということ自体は地元以外でも知られたニュースのようで、先日も散歩していたらウォーキングをしていたおじさんにシャープ堺工場の場所を聞かれました。その場所から工場まで10キロ近くあるのですが、歩いて見物しに行くのだとか。


観光都市・堺のひとつのアピールポイントとして有効活用が期待される施設です。


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2010-03-22 20:36:37

Amazon@堺

テーマ:堺の歴史と名所

インターネットでの書籍をメインとした通販で有名なAmazon西日本唯一の倉庫・発送拠点(フィルメントセンター)が堺にあります。


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これはAmazonの物流を担当するアマゾンジャパン・ロジスティクスが関西での物流拠点として半年前に開業したもの。全国でも千葉と堺にしかありません。


堺に発送拠点ができたことで、関東以外のユーザーの注文は早くても翌日配送だったものが当日配送も可能になったそうです。西日本にお住まいのあなたの注文は、ここから発送されたものかもしれませんねキラキラ


尚、堺市内ではたまにこんなものを見かけます。


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Amazonバス!


ビビッドなカラーの車体は路線バスでもなさそうで、いつも運転手しか乗っていないところを見ると、Amazonの宣伝バスなのでしょうか?


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2010-03-21 22:39:32

よい国つくろう!志民会議@大阪西区

テーマ:地域活動と勉強会

昨晩から続いていた暴風も止んだ今日、大阪市内で行われた「よい国つくろう!志民会議 大阪キャラバン」に行ってきました!


この日本志民会議上甲晃氏、前横浜市長の中田宏氏、杉並区長の山田宏氏が中心となって結成されたもので、「今の日本の政治では日本は悪くなる一方だ。自分たち国民の手で政治を変えて見せよう!」という理念で平成21年10月31日に設立されました。


今回の大阪キャラバンでは450人の予定が始まってみれば立ち見も出るほどの大盛況で日本を想う熱い気持ちがヒシヒシと伝わる良いイベントでした。


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イベントに参加された方は「日本を良くしよう!」という想いを十分に持って帰宅されたものと思いますが、こういうものはその場の雰囲気で盛り上がっても時間が経てば薄れることも多いので、皆が今日の気持ちを胸に抱いてそれぞれの場所で活躍してもらえればきっと良い日本に繋がるのではないでしょうか。私も単なる自己満足に終わらず行動しなければいけないと改めて感じました。


その後の交流会では上甲氏、山田杉並区長、中田前横浜市長とお話する機会も。


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前横浜市長・中田宏氏と。


経営者、政治家、会社員など立場によってアプローチは色々な方法がありますが目指すところは一つ、「良い日本を作ること!」。


志を持って、前に進みますキラキラ


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2010-03-20 22:15:15

教育勉強会@大阪北区

テーマ:地域活動と勉強会

今日は前衆議院議員の西村真悟氏 主催の教育勉強会に行ってきました。


講師は戸塚ヨットスクール校長の戸塚宏氏。


戸塚ヨットスクールと言えば体罰を用いたスパルタ教育で知られ、私が子供の時には悪さをしたら親に「戸塚ヨットスクールに入れるぞ!」と脅されて大人しくなっていたものです(苦笑)


私は教育において適切な体罰は必要なものであり、子供が火を触って「熱いから気をつけよう」と理解するように、悪いことは体を持って知ることも大切だと考えています。実際私が子供の頃は普通に先生に叩かれたりしていましたし、そのおかげで悪いことは悪いと感じることができたのだと思っています。


そんな経緯もあって今回戸塚氏がどんな話をされるのかとても興味があったのですが、おだやかな口調から発せられる戸塚氏独特の教育論は深く考えされられる部分が多く、大部分に於いて同意できるものでした。


特に体罰については、戸塚氏は「体罰とは、相手の進歩を目的とした有形力の行使、力の行使である」と定義されており、「相手の進歩を目的としない」暴力とは明確に区別しています。


体罰は頭の中で「進歩、進歩」と言い聞かせて行う。


子供たちが今かわいそうだから体罰をしないのではなく、将来かわいそうだから体罰をする。


大人たちが本気で子供のためを想い、何が教育に必要なのかを真剣に考える時なのかもしれません。


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戸塚氏の著書を購入しました。じっくり拝読します。



尚、今回の会場である「大阪弁護士会館」は以前この近くに住んでいたことがあって奇抜な形で気になっていた建物。


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離れてから利用することになるとは不思議なものですね。


多くの方との出会い、ご縁があって私は前に進むことができています。

日々感謝の気持ちを忘れず「本気で」取り組みます!


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2010-03-19 10:50:07

世界から堺へ!

テーマ:地域活動と勉強会

昨年秋に私は「大阪と世界の大都市を比較する」目的で世界14カ国18都市を見てきました。


訪れた国と都市は以下の通り。


香港(中国)、マカオ(中国)、シンガポール、ドバイ(アラブ首長国)、カイロ(エジプト)、イスタンブール(トルコ)、バルセロナ(スペイン)、パリ(フランス)、ウィーン(オーストリア)、ローマ(イタリア)、フィレンツェ(イタリア)、ヴァチカン、ミュンヘン(ドイツ)、ロンドン(イギリス)、チューリッヒ(スイス)、ニューヨーク(アメリカ)、ロサンゼルス(アメリカ)、ホノルル(アメリカ)


1ヶ月という短い期間での弾丸視察でしたが、これらの都市を見て感じたのは


日本は全然負けてない!! ということ。


例えば首都・東京の都市機能はニューヨーク、パリ、ロンドンにも引けを取らず、交通インフラと治安、衛生面に関しては日本は世界一といっても過言ではありません。新しい技術を取り入れた「未来都市」としての観点では大阪や他の地方都市でさえ諸外国の都市を大きく引き離すほどのレベルだと思います。さらに「未来」だけでなく長い歴史の上に構築された独特の文化も多く多種多様な観光資源が存在します。日本に来たことが無い外国人がそれらを目にすればきっと「クール」で「ファンタスティック」な経験になることでしょう。


しかし現実は・・・


外国人観光客の訪問国別ランキングを見ると、1位のフランスが8190万人、以下スペイン5920万人、アメリカ5600万人、中国5470万人と続きます。対して日本はわずか835万人でフランスの1/10に過ぎません。(2007年)


いま日本は、国も地方も閉塞感に溢れ、希望の光が見えにくい状況です。

日本は住民のほとんどが日本人の国ですから「新しい風」は起きにくい。


そんな「新しい風」の役割を果たすのが外国人観光客の誘致だと思うのです。


多くの外国人観光客が訪れることで、日本にお金が入り、お金の流れが生まれます。現在日本のGDPに占める外国人旅行者の貢献度は2%弱ということですが、これがフランス並みの8%になれば30兆円以上の押し上げ効果になります。


外国人観光客が落としてくれるお金こそ、最大の埋蔵金 と言えるのではないでしょうか。


では外国人観光客を呼び込むにはどうしたらいいか。


まず、現状ではおそらく外国人観光客にとって日本は「難易度の高い観光地」なんだと思います。欧米はキリスト教文化なのである程度雰囲気は似通っていますが日本は独特でイメージがつかみにくい。(あってもハラキリとかカミカゼ、ゲイシャとか・・・)。日本に来ている外国人観光客は普遍的な観光というよりは、「不思議なもの」を見に来ているような気がします。私達がサハラ砂漠やアマゾンの密林に訪れるようなものでしょうか。これを克服するにはイメージを覆し、「普通の外国人観光客が来ても楽しめる日本」を国家レベルのトップセールスでアピールする必要があると考えます。


次に観光資源を「線」にすること。新しく観光資源を作る前に、今あるものを有効活用することが大切です。例えば堺には仁徳天皇陵があって、中世に日本一栄えた歴史があって、刃物や和菓子やお茶などの文化があって、大阪唯一の路面電車があってと色々見所はあるのですがそれらは「点」に過ぎず、堺だけで1日観光して過ごそうとはなかなか思ってもらえません。これらの観光資源となる要素をまとめて「線」にしてアピールすることで「堺に行こう」という目的を持ってもらえるのではないでしょうか。それを大阪、関西という単位でも考えていく。このことは外国人観光客の集客だけではなく国内向けにも当てはまります。


3つ目は難しいのですが一番大切かもしれないこと、「英語が使える環境にする」。日本人は学校教育で英語を勉強しているはずなのに日常会話も満足にできない人が多いという現状です(私も含めて)。得体の知れない文化のところに行くのに、英語も使えないとなると更に訪れるハードルが上がってしまいます。私が訪れた世界の18都市はいずれも普通に英語が使えました。ドバイやエジプトといったイスラム国でも(観光地では)現地の言葉が話せなくても苦労することはありません。日本も、外国人観光客を呼び込もうとするならば最低限英語が使える環境は必要です。何も難しい文法などいりません。商店であれば挨拶と商品の説明、お金の受け渡し。バス、電車の中には英語の道先案内、アナウンス。観光でアピールしようとしている地域なら、自分が外国人だったとしたらそこで観光しやすいかを考えてみるといいでしょう。堺はまだまだです。


以上、外国人観光客の獲得をテーマにした今回の記事でした。

海外を旅すると分かるのですが、日本は本当に日本人ばかりの国です。

日本人ばかりでなんとかやってきた国なので、外国人観光客の誘致にはどこか戸惑いもあるかもしれません。しかし、今の日本には新しい風が必要です。それはもう国内だけでは賄えません。外国から注目されることで日本人が自国の文化に改めて自信と誇りを持つことにも繋がると思います。


世界から日本に、関西に、大阪に、そして堺にどんどん観光に来てもらいましょう!


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