阪堺線と堺のまちづくり(私案)
テーマ:堺の交通とまちづくり先日、阪堺線(チンチン電車)の記事 を書きながらふと思いました。
堺市民を中心とした昨年10月のアンケートでは
・(阪堺線を)残してほしい84%
一方、
・ほとんど乗らない53%
つまりこれは、「足」としての実用的なものを求めているのではなく
「堺にチンチン電車がある風景を残してほしい」というノスタルジックなものではないか。
そもそも実用としては阪堺線と並行して南海本線が走っているわけで、
大阪市内中心部まで40分かかる阪堺線より10分で行ける南海本線を選ぶのも当然というもの。
とすれば、堺区間の阪堺線は大阪市内まで繋がっている必要は無いのではないか?
そこで考えました。
いっそのこと、
堺区間の阪堺線は観光列車として運行する!
堺の街は中世から、環濠に囲まれて発展してきた都市です。
1615年の大坂夏の陣で豊臣方によって街は壊滅状態になりましたが、その後再び徳川家康の指示で復興して現在の堺中心部の形ができました。
下の地図は、左が1863年(江戸時代末期)のもの。
そして現在。
江戸時代にあった四方を囲む環濠は西と南だけになりましたが、大道筋と大小路という2つの大通りを中心として発展した街の区割りは今も生きています。
そこで、「歴史あるこの2つの大通りを中心として日本有数の観光都市を目指す」というのが私のアイデアです。
大道筋
大小路
南北を走る大道筋に現行の阪堺線を、環濠の内側に限定して住民の「足」ではなく観光客向けと割り切り、タダもしくは100円均一で運行する※。そして大道筋にはレトロな町屋や伝統産業の店を集中させて「歴史と伝統文化の町・堺」をアピールします。一方、東西の大小路には最新型のLRT(次世代路面電車)を導入。昨年秋に堺浜に建設されたシャープ新工場と技術連携して太陽光パネルを車体に取り付け、「未来都市・堺」をイメージした街づくりを行う。(LRTは堺浜まで通さず、堺駅~堺東駅まで)
※先のアンケートで「阪堺線存続のために堺市の支援が必要ですか」という問いに79%がYESと答えてますから、収益目的でなく赤字運営前提で堺市が損失補てんしてもいいのではと思います。無駄遣いはいけませんが。
「歴史と伝統文化の町・堺」、「未来都市・堺」をテーマとした具体的なまちづくりについては今後、何回かに分けて述べたいと思います。
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