あやは、プリンセススタイルの由美ちゃんとこの数ヶ月間、大けんかしていました(ノω・、)
クライアントとデザイナーという域を越えて、親友より、姉妹みたいに仲良しだったのに
もう二度と仲直りできないと思うくらい、いっぱいけんかして、
色々お互いに大きな勘違いやすれ違いがあって、どんどん悪化していきました。
あやの、一生懸命がゆえに、プロとして消えなかったデザインに対する想いとこだわりと、
由美ちゃんの、希望通りの夢を叶えたいという想いが、うまく合いませんでした。
ビジネスとしてネット通販を考えることとかわいいデザインにすることを合わせていく中で、
素材のなさと、時間のなさに苦しめられ、うまく進まないことに不安を感じて、
本音で話し合うことも忘れ、徳島と東京と離れているせいもあって、
お互いに、一人で考える時間が長くなって、疑問と不安ばかりが募っていきました。
あやが嫌がらせだと感じていたことも、由美ちゃんがあやに対して持っていた想いも、
さっき、電話で話したら、あっという間に、ほどけていくようなものだったのに、
わたしたちは、どうかしていたのでしょう。
一度言った言葉は消えません。
一度感じた想いも消えません。
あやは由美ちゃんばかり責めましたが、けんかは両方悪いのです。あやだって、悪いのです。
由美ちゃんは、大人でした。あやに一度も反論しなかった。自分が悪いって、
ずっと言ってくれて、今も、そう言ってあやまってばかりで、あやも今までのことをあやまって、
色んなことに、惑わされて、きっと二人とも、真実を見失っていたのです。
だけど、あやは由美ちゃんを許して、由美ちゃんもそんなあやを許してくれました。
他人はけんかしたら、終わりだけど、けんかしても仲良しに戻れるのは、姉妹だけなのよ、
という言葉があります。
あやのママが、子供の頃、あやとお姉ちゃんがけんかしたとき、よく言っていた言葉です。
姉妹だというくらい、仲良しだったので、あやたちも戻れるかもしれません。
さっき、電話でお互いに、泣いちゃった。一体、どうしたのでしょう、私たち。
あやは、あやのイラストを好きだと言ってくれて、大切なビジネスをあやのデザインに
かけてくれた一番大切な人を傷つけたかもしれません。
由美ちゃんも、気づかずにあやを傷つけた、という後悔、をあやに対して持ってくれていました。
こんなに今、お互いに、後悔していることが分かって、目の前が真っ白です。
楽しみにしてくれていたみんなにも心配かけて本当にごめんね。
相談にのって励ましてくれたみんな、ごめんね、見守っていてね。
これからは少しずつ、また姉妹で、2人で話します。
GISELLE