首相VS記者団

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菅首相VS記者団:谷氏の現役引退「私もファンのひとりで残念」10月15日午後7時

Q:政治家と柔道の現役選手の両立を目指して活動してきた参議院の谷亮子議員が競技生活から引退することとなりましたが受け止めを。

A:まぁ、私もファンの一人だったんで、ちょっと残念な気もしますが。まぁ一方で政治家として頑張ろうということですから、おおいに政治家、政治の面も頑張ってもらいたいなと、こう思います。

Q:小沢(一郎)元代表が、東京第5検察審査会の起訴議決が無効として提訴しました。仙谷(由人)官房長官は昨日、検察審議会の議決も、起訴に至るプロセスで、裁判の中で争うしかないとして、違和感を表明されていますが、総理も同じご見解でしょうか。

A:これは司法手続きのことですから。あの、私からはコメントは控えます。

Q:野田(佳彦)財務大臣が今朝、B型肝炎訴訟に対応する上での予算措置で、2兆円の巨額な財源について、増税もありうると発言しているが、菅総理もそのようにお考えでしょうか。

A:あのー、国民の皆さんにですね、理解が得られるということは、あのー、必要ですから。まぁ、そういうことを考えての、あるいは財務大臣の発言かもしれません。あの、やはり国民の皆さんの理解を得られることが重要だと思います。

Q:総理は今日の予算委員会で「外国人土地取得法に関して、法務省に勉強させて一つの考え方をまとめたい」と規制強化に前向きな答弁をされました。安全保障上の問題にも絡んでくる可能性を指摘されているが、総理として具体的にどのように進めていくべきとお考えですか。

A:国会であの、なかなかいい指摘があったというか、いい指摘を受けたと思います。あのー、そういう意味で立法府からのいわば問題、指摘ですから、まぁ、それを受け止めて研究してみたいと、そういうことです。

(秘書官「はいそれでは終了します」)

Q:内閣改造から1カ月となりますけど、ご自身として有言実行内閣は有言実行できていると思われるでしょうか。

A:まぁ、これは内閣改造と党の新しい執行部と事実上、同時に作ったわけですから。党と内閣は非常に、この、協力関係がしっかりして、いろんなものが動き出している。あのー、実行はこれからですけども、スタートも、あのー非常に強力な、党と内閣が一体の体制で動き出して1カ月がたったと。そんな感じに思っています。

Q:逆にここは改善されていないと思われる点は。

A:いやいや、まだ、スタートして1カ月ですから。まだまだ、あのー、そういうものを前向きに動かすためにいろんな仕組みを今作っていますから、非常にいい流れで進行していると。こう思っています。

(秘書官「時間です」)

2010年10月15日

「首相VS記者団」とは
  首相に対するいわゆる「ぶら下がり」取材のやりとりをそのまま活字にして掲載しているものです。
 「ぶら下がり」とは、永田町に多く見られる取材方法の一形態で、記者団が取材対象者を囲み、立ち話形式でいろいろ質疑する、一種のミニインタビューのことです。少ない質問で短時間ながらもその時点で必要不可欠なことを聞き出す場として、通常の記者会見やインタビューとは差別化して使っています。取材対象が首相の場合は、ほとんどが首相官邸内で行われます。 続きを読む
 

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